クリエイターのひみつ道具を公開
今回は、外出先で仕事をする機会の多い、私のカバンの中を公開したいと思います。特にすごいものが入っているわけでもないのですが、授業がある時など急な仕事や作業がたまっている場合、モバイル環境がどうしても必要になったため、段々と道具が増えていき、それに伴いカバンも大きなものに変わっていき、現在の形に落ち着きました。
因みに、全ての道具を入れた状態のカバンの重さを図ってみた所、重量12.5キログラム。幼児一人分ぐらいの重さです。通常の肩掛けだと肩こりになってしまい、重すぎるため、肩掛け、手持ち、リュックタイプが選べるバックを使い。長く歩くときはリュックにしています。リュックだとそこまで重さは感じません。階段登るときは多少息は上がりますが・・
中身は以下の様になっています。基本仕事に必要なものはほぼ収まりました。
カバンの中はみっちり入った状態です。
入っているものリスト
- Mac Book Pro 15inch + 外付けテンキー
- PC用充電アダプター
- 外付けハードディスク 500MB
- 10インチタブレット Xperia Xi
- iPad mini2
- スマートフォン Xperia
- モバイルWi-Fiルーター
- 無線LANルーター
- USB 5ポート充電器
- 各種コード類
- Bluetooth マウス
- Bluetooth ヘッドホン
- めがね
- 名刺入れ
- 小型手帳
- ルーズリーフ A4ノート
- スケジュール帳
- 折り畳み傘
- 腕時計 他
お客さんとの打ち合わせ資料などは、案件毎に区分けできる特殊なファイルケースにいれ、打ち合わせはA4サイズのルーズリーフに全てを記入し、ポケットをつけていますので、当面の資料はそこに入れています。
他にも、絆創膏や薬、筆箱なども入っていたと思いますが、写真には写っていませんでしたね。
メインで使用しているパソコンについて
主に仕事で使っているメインのパソコンは、Mac Book Proです。
特にMacintosh(Mac)を使用している理由は、グラフィックデザイナーの利用率が最も高いのがMacです。数十年前からずっとデザイン業界で使用していたという事もありますが、性能や見た目もいいので、ずっと使用しています。
ハードディスクは、SSD(ソリッドステートドライブ)を使用しています。SSDとは、半導体を使用したデータ記憶装置で、円形のディスクが回転してデータを記憶する、(HDD)ハードディスクドライブと違い、駆動部分の無い記憶装置なので、静かで、アプリケーションの起動など、高速で処理できます
メイン機としてデスクトップとして使用
ノートブックをメイン機としていますが、事務所で作業する場合、どうしても画面の小ささが気になってしまいます。
そこで、HDMIポートが標準装備されているので、専用の接続ケーブル(Thunderbolt HDMI 変換 ケーブル)を使用して、ノートの画面を大型のディスプレイに表示させます。キーボードもBluetooth接続のできるMac用キーボードを使用しています。
接続ケーブル専用の接続ケーブル(Thunderbolt HDMI 変換 ケーブル)を使用しています。
ノートブック本体を閉めると、外付けモニターのみ、画面が表示されるようになります。その場合熱がこもるので、本体左側面のあたりに小さな磁石を置くと、開いたまま、締めた状態と同じ状態になります。
SSD搭載のMacBook Proについて
現在、メイン機として使用しているMac Book pro について。以前は、デスクトップ型のMac pro を使っていたのですが、サイズが大きく値段も高額なので、ノートブックタイプに変更してみました。最近のMac Bookは、とても性能がよく、エラーなどはほとんど起こりません。また、内蔵ディスクをSSDにしているため、Adobe Illustrator やAdobe Photoshop 等の起動が、瞬時に行えます。
容量不足は、外付けのハードディスクやUSBメモリーを使い、Dropbox(ドロップボックス)を使用することで、他のパソコンとフォルダを同期させることが出来、複数のパソコンもスムーズに使用できます。
本体のパワー不足はこれまで一度も感じることもありません。また、ディスプレイは、以前、17インチのノートブックをつかっていたため、サイズダウンが気になっていましたが、高解像度ディスプレイのRetina display(レティナ ディスプレイ)を使用しているため、さほど気になることはありません。しかし、単純なレイアウト作業などでは、やはりデスクトップタイプにして作業した方が効率的ではあります。
DTPの作業では、数字の入力する事が多いため、かならずテンキーは使用しています。
仕様
Mac Book Pro Retina, 15-inch, Mid 2014
プロセッサ 2.2 GHz Intel Core i7
メモリ 16 GB 1600 MHz DDR3
ストレージ SSD 256GB
大容量のPCバック
これら全ての道具を収納できるバックを探して、ネット通販でみつけたバックです。PCバックですが、とても頑丈で、防水、肩掛け・手持ち・リュックが使える3wayタイプで、とても気に入っています。
仕事環境をすべて背負える、B4ノートやA3の資料がそのまま入るレベルの多きなバックです。
楽天で8000円程度の金額ですので良い買い物かと思います。
最後に、モバイルでの仕事場所について
これだけの荷物を持って、長時間作業のできる場所となると限られてきます。おすすめの場所は、ファミリーレストラン。ネットカフェ。マクドナルド、ミスタードーナツ等のお店で作業です。お店によっては、Free Wi-Fiや電源が利用できるところもあるのでチェックしておくと良いです。
僕の場合は、専門学校で授業を行っている事もあり、学校のWi-Fiを利用できますし、その他の作業環境は整っているので、教室や講師控室などで作業することが多いかもしれません。
本当は、事務所で作業をするのが一番なのですが、仕事の状況により外出先で作業が出来るというのはとても助かります。昔では到底できなかったビジネススタイルで、デジタル技術とインフラが整って来たことで可能になったビジネススタイルだと思います。
また、クライアントとの打ち合わせ時に、全てのデータを扱え、直接画面を見て説明できるのは打ち合わせの時にとても有効ですね。
また、Macを使用して作業する場合、通常の外付けハードディスク以外に、もう一台、外付けハードディスクが必要です。1TBのハードディスクを常時設置し、Time Machine という機能を使っています。これは、常時バックアップ機能でMac特有の機能ですが、数時間おきに変更箇所を自動バックアップしており、自分の好きな時間の画面に戻って、必要なデータを持ち帰る事ができる機能です。これは、万が一全てのデータを失った場合も、Time Machine 内のデータからパソコンの全情報を復元することも可能です。最低限、必須の機能ですね。
今回は、私のモバイル環境を掲載してみましたが、ノマドワーキングに興味のある方などのために、新しい機器や、道具など、紹介していきたいと思います。
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。