SOHOという仕事のやりかた。「副業」でもやれる!
今回は、“SOHO”をテーマにお話をしたいと思います。一言で言えば、自宅や小さなオフィスで仕事をする仕事のやり方です。自営業やフリーランス、ノマドワーカーなどとごっちゃになってしまいがちですが、コロナ禍で収入源の家庭で、収入アップのために、やれる事の一つかと思っています。今だからこそ、やってみる価値があるかもしれません!
コロナ禍で収入減の方にSOHOは助けになる可能性がる
SOHOと言えば、主にパソコン等の情報機器で専門的な仕事を行い、ネットワークを使って企業と仕事をする事が多く、“現在“リモートワーク”などと言われている業務の形も似ていますね。
SOHOは働き方の事ですので、本業として頑張っても、副業としてバランスよく働いても、どちらでも構わないのですが、自分のおかれている状況や、スタイルを見ながら、じっくり考えておくと良いと思います。お仕事は大切な事ですからね。
主なSOHOの仕事内容
基本的にどんな仕事でも良いのだと思いますが、自宅兼事務所や、スモールオフィスで仕事をする形ですので、副業なら、自宅を仕事場にするのがベストですね。自宅を仕事場にする場合、1日に多くの人の出入りがある場合などは、賃貸住宅では難しいですね。お客さんを呼ぶ商売よりも、DTPやコピーライティング、プログラミングなどのパソコンで行うデスクワークが向いていると言えます。
副業が可能な場合と、難しい場合
それじゃあ、副業やるぞ!と意気込んでいても、ちょっと待った!会社との契約を見ておきましょう。一般的に公務員や、一部の企業では副業を禁止している場合があります。一定の収入を得た場合は納税義務が生じますので、隠していても解ってしまう場合もあります。元々持っていた家賃収入等の副収入は、入社時に報告しておけば大丈夫な場合もあります。後々のトラブルを防ぐには、始める前に会社に相談しておく事をおすすめします。
SOHO出来る、おすすめの仕事やスキルについて
大切なのは、自分が持っているスキルや得意分野を活かせる仕事を見つける必要はありますが、一般的におすすめの仕事をご紹介。他にも探せば沢山あると思いますよ!
- WEBデザイナー等WEB系エンジニア
- アプリ制作等プログラマー
- 編集ライター
- DTPオペレーター
- イラストレーター
- 動画編集・動画配信
- 翻訳者
- ネットショップ運営
- データ入力
- アフェリエイター
- 漫画家
- 塾講師(オンライン授業)
他多数。
他にも、アイデア次第で様々な仕事が出来ると思います。
主に役に立つスキル(技術)としては、
- アドビイラストレーター・フォトショップ、DTP関連スキル
- WEBサイト制作等、WEB系プログラミング等
- イラストレーション、漫画制作等
- WEBコンサルティング、WEBマーケティングの知識
- ライティング、WEBライティング
- 小説、コラム制作
そんなスキルや経験が無くても何とかなる
特殊な技術や仕事の経験、お客さんを持たない人でも、SOHOは始められます。その一例をご紹介します。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、何も実績やコネが無くてもインターネット上で仕事を見つけられるサービスです。仕事内容も数多くあり、自分でも出来る仕事が見つかるかも知れません。詳細は、過去の記事にも書いてありますので、そちらを参照下さい。稼げる。勉強になる。インターネット役立つ情報
キンドル ダイレクトパブリッシング
AmazonのKindle Direct Publishing 自主出版サービスです。無料で電子書籍を出版できます。書き溜めていた小説や、趣味を本にして販売しみませんか?ロイヤリティーは売上の70%です。詳細は過去ページを御覧ください。稼げる。勉強になる。インターネット役立つ情報
ラインスタンプ制作
特殊な技術は必要ありませんが、多少の画像加工などが出来れば、簡単に作ることが出来ます。販売方法などはLINEクリエイターズマーケットに詳細は書かれています。また、画像加工はフォトピーを使ってみると言いかもしれません。
グッズデザイン制作
パソコン以外でも、タブレットやスマホでも出来る、デザイン販売サービス。撮影した画像や自分で描いた絵などをグッズとして販売出来るサービスです。全て無料で、売上が上がれば収益になります。
写真画像・イラストを販売したい
自分で撮影した写真やイラストを販売できるサービス。これは、私達クリエイターが仕事で使っているフォトストックサービスでもあります。昔はプロカメラマンが撮影した写真をフォトコーディネーターが選んで届けてくれる割と高額なサービスだったのですが、現在は一般の人が沢山の画像を掲載することによって低価格で利用できるようになりました。
最後に
ご紹介したサービスを使えば、ある程度の人は、仕事をすることが可能だと思います。技術を持っている人の多くはすでにこれらのサービスを利用したり、知っている人が多いのではないかと思います。
今は、技術的に仕事を受けることが難しい人も、長い目で見た時、デジタルクリエイティブの分野はこれからも伸び続ける分野です。将来のためにも、時間をかけて少しずつ技術を学び始める切っ掛けになってもらえたらと思っています。単純な技術は、やっていれば必ず伸びます。
大切なのは、何をしたいのか?何をするべきなのか?それが明確になれば、あとは進み続けるだけです。
アド・クリップのブログでも時々は技術的な内容の記事をアップいたします。役に立つ書籍の紹介なども行いますので、コツコツと一緒に技術を身に着けて、副業やSOHOにチャレンジしませんか?
編集後記
本日の記事は、SOHOをテーマにしました。これは会社を辞めて、独立したばかりの頃、当時福岡市の運営する「SOHOサポートセンター」という場所があり、中央区で打ち合わせ時に自由に場所を貸してくれるので、時々使わせていただいていました。サポートセンターのホームページでは、コミュニティー的な機能もあり、今でも続いている、様々な業種の方とも知り合えてとても良かったのですが、現在は、ホームページも含めてすべて無くなっています。全国のSOHOサポートセンターでも、福岡のホームページは活発だったので大変便利だったのですが予算が続かなかったのでしょうか、残念です。
クリエイティブ系で独立するか、副業する場合にSOHOとして在宅で仕事をスタートするのは、本業で生計を立てながらできるので、小規模ながらチャレンジにうってつけですね。私も講師業のかたわら、SOHOで仕事をスタートして現在まで続けることが出来ました。まだまだこれからですが、今後はもっと仕事を増やして、家族を養っていかなければなりません。お父さん頑張ります!!
このブログは毎日更新です。明日の記事もお楽しみに!
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追記:関連記事も合わせて御覧ください。
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。