マックでも使える無料のOffice環境
LibreOfficeのご紹介
本日は、フリーソフトのご紹介です。一般的にビジネスで利用されているソフトといえば、Microsoft Officeではないかと思います。Officeは、ワード(文書作成)、エクセル(表計算)、パワーポイント(プレゼンテーション資料作成)等、便利なビジネスツールで、WindowsPC購入時に、プリインストール(標準で搭載)の場合も多く、比較的誰でも使うソフトです。
しかし、Mac(Macintosh)の場合、プリインストールされている事はまずありません。自分でMicrosoft OfficeのMac版を購入しインストールするか、クラウドを使ったMicrosoft 365を購入(¥12,984 /年)し利用する他ありません。
ビジネス等で、メインで利用される場合は、正規版のMicrosoft Officeを必ずインストールして下さい。
今回ご紹介するフリーソフト版のLibre Officeは、ビジネス利用するには多少互換性に問題があります。
しかし、Officeで作成した書類を閲覧したり、一部修正する程度であれば、あまり問題なく使えます。機能的には、本家と同等の機能は持っていますので、互換性を気にする必要が無ければ、フリーソフトで十分使えると思います。
Libre Office の画面
- Word 文書作成 ⇒ Writer
- Excel 表計算 ⇒ Calc
- PowerPoint プレゼンテーション ⇒ Impress
さらに
- Draw 図形描画
- Math 数式
- Base データベース
などが利用できます。
文書作成ソフトWriter
基本的にWordと同じです。
表計算ソフトCalc
こちらもExcelと同じようなものです。
プレゼンテーションソフト Impress
テンプレートも豊富で使い勝手はパワーポイントに近いですね。
Libre Office の注意点
無料とは言え、オープンソースアプリケーションですので高性能ですが、Microsoft Office で作成した書類を、全くそのまま表示出来る訳ではなさそうです。実際に複雑な書式のデータや、バージョンによるものかもしれませんが、相性の悪いファイルに当たってしまった場合は、形が崩れて表示される場合があります。最悪まともに見ることも出来ない場合もあります。※Libre Office 最新バージョンでは未確認です。多少は改善されているかも、
基本的にシンプルな書式では問題ないが、複雑なレイアウトで作成した場合などは、上手く表示されないようです。上手く表示されない場合は、無料のOnline Officeなどで、表示の確認などを行う必要があります。
Libre Office 公式ホームページ
https://ja.libreoffice.org/
編集後記
今回はフリーソフトの紹介でした。初めてMacを使う人で、Officeなど必要ないという人でも、時々Officeのファイルを開いたり、修正する必要がある時もあるかもしれません。そういった時に、無料のOfficeがあれば便利です。
ちなみに、Officeのファイルを閲覧するだけであれば、Macの「プレビュー」機能を使えば見ることは出来ます。プレビューは、大抵は“Dock”内にあり、見たいファイルを、プレビューのアイコン上に、ドラッグ&ドロップする事でファイルが表示されます。ただし、正確に表示されるかどうかは少し怪しい所です。時々崩れて表示される事も多いようです。ご注意下さい。
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。