【公募】アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA
[Asian Digital Award FUKUOKA]のご紹介
今回は、福岡県、福岡市、北九州市、九州の企業などが主催する、「デジタルアートの公募展」のご紹介です。
この公募の趣旨は、
高度なメディアテクノロジーを背景に、倫理的な思考と、芸術的な感性との融合を標榜し、さらにアジアの文化風土に深く根差した世界レベルのメディアアート作品の公募展です。 アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA より
という事らしいのですが、一般と個人の応募が可能です。プロアマ問わず幅広く、クオリティの高い作品を公募しているようです。
プロも学生もOKという事で、参加費も無料。応募はネットからデータをアップする形のようですので、気軽に参加するもよし、本気で取り組むもよしの公募ではないでしょうか。
カテゴリ
一般
技術と芸術性を備えたクリエイターを目指す方々を対象としているようです。法人や学生も参加できます。
学生
高校生以下のデジタルアートに興味のある方が対象。スキルアップを図る学生さんのためのエントリーコース。サークルなどのグループ参加も可能だそうです。
部門
静止画部門
コンピュータグラフィックス、画像処理などにより制作された静止画作品の募集。
動画部門
コンピュータグラフィックス、動画画像処理等、デジタルテクノロジーを用いた技術で制作された作品。また、アニメーション動画作品も募集。
インタラクティブアート部門
メディアテクノロジーを駆使したインタラクティブ性を組み入れた作品を対象。「パフォーミングアート」「インスタレーション作品」など。「人間と人間・人間とマシン」といった相互性をテーマとした芸術作品を募集しています。
エンターテインメント(産業応用)部門
ゲームやスマートフォンアプリ、CM、プロモーション映像等、産業応用を目的として制作された作品を募集。
賞
デジタルアート大賞(一般カテゴリー4部門の大賞から1点)
- 福岡県知事賞を授与 公益財団法人柿原科学技術研究財団から奨励金 50万円授与
大賞(アジアデジタルアート大賞に選ばれた部門を除く一般カテゴリー、学生カテゴリーの中からそれぞれ1点)
- 一般カテゴリー:静止画部門 文部科学大臣賞を授与
- 一般カテゴリー:インタラクティブアート部門 総務大臣賞を授与
- 一般カテゴリー:エンターテインメント部門 経済産業大臣賞を授与
- 学生カテゴリー:全部門の大賞に次世代育成支援として、公益財団法人 柿原科学技術研究財団から奨励金 5万円授与
優秀賞(一般、学生カテゴリー各部門からそれぞれ2点)
入賞(全部門の中から若干数)
福岡市長賞(全部門の中から1点)
展覧会
福岡科学館、福岡市美術館、NHK福岡放送
2021年2月16日〜2月23日まで※各部門の展示日程はホームページでご確認下さい。
受賞作品は「2020 アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA」受賞作品展にて、展示される予定です。
表彰式は、2021年2月20日に行う予定。
ホームページ
応募の詳細や、応募フォームは、ホームページで確認出来ます。実際に応募されようと思われた方は、下記のホームページにて、規約や応募要項などをしっかり読み込んでから、作品制作に取り組んで下さい。
編集後記
本日は、仕事も忙しく長い記事は書けませんでしたが、丁度、私が住む福岡の主催する公募展が行われる事を知りましたので、ご紹介する事にしました。公募展の多くは、年に一回行われる事が多く、クリエイターも時間と労力を使い作品を作るものです。無駄打ちは避けたいですよね。今回のような公募は、受賞した場合、自分の実績の1つにもなり、クリエイティブのモチベーションに大いに繋がるものだと思います。これまで公募に興味の無かった方も、是非チャレンジされてはいかがでしょうか。
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。