自主出版・自分メディアの時代。 WebサイトやSNSの活用について

古い時代から新しい時代へ、これからやるべきこと

今回は、自分で何かを発信したいと思っている方へ、伝えたい話です。
小説、エッセイ、漫画、写真集、技術や知識など経験を活かした書籍など、自ら作り上げたものを、世の中に発信することを目指していたり、漠然と夢見ている人もいると思います。

実際に生きる糧として、仕事になっている人は、一握りだと思います。
出版社や企業など、人脈や実績などがなければ難しいと思います。

しかし、人が生み出すものなどは、千差万別、見る人も同じく様々な人達がいます。より多くの人に評価していただける作品を生み出すのは大変難しいことだと思います。

しかし、自分に近い感性や、趣味趣向を持っている人であれば、少数でもファンになってもらえる事はあると思っています。

これまでの時代では、より多く幅広い人達に、作品を提供するには、大企業やそれに付随する人脈などがなければ、非常に難しい時代でしたが、現在、YouTubeを始めとする、さまざまな個人メディアが台頭し始め、一個人でも、大きな影響力を持つ人や、一般人でも、自分の思いを発信することが容易な時代になってきています。

インターネットで、メディアを作り上げる時代に!

ネットを活用して発信する。などは、だいぶ前から聞く話でしたが、実際にブログやSNSをやってみても、あまり効果もなく、段々と興味も薄れていくような、経験のある方も多いと思います。
私も同じく、10年ほど前からブログやSNSの発信などをやってみても、すぐに滞り、放置してしまっていました。

しかし、それから時間が経過し、セミナーや書籍、人物などから、様々な情報を頂き、自分メディアを作っていく方法を勉強することからスタートするべきだと気が付きました。

現在、まだ道半ばではありますが、様々な自己表現の発信をしたいと思っている方で、どうしたら良いか、考えている方には、いくつかの選択肢を知っていただければと思っています。

自己表現の選択肢として

文章を書く人、アート作品を作る人、漫画を描く人、など、他にもさまざまな表現をされる方がいますが、それを多くの人に知ってもらう。また、自分と同じ価値観の人に知ってもらいたい。
という場合は、ネットメディアを活用する事も選択肢に入れてほしいと思いいます。

選択肢と、何故言っているのかというと、一つの選択肢だけに固執していると、チャンスを得られる可能性が低くなると思うからです。

これまで、自分なりに努力したり、目標として行っている努力は継続していただき、プラス、新しい道も画策するというのが正解かと思っています。

具体的な方法や考え方について

自分のメディアについてですが、メディアとは「媒体」を意味しますが、記憶媒体(ハードディスク等の機器類)もメディアと言いますが、私が考えているメディアは、マスメディアなどの情報を発信する媒体と、ネットワークメディアと言われる、インターネットを利用した、SNS等、さまざまな新しいメディアの事です。

特に、個人が発信しやすいものとしては、SNSなどになります。
これらは、日常を切り取った情報や短い情報を、単発的に発信するもので、自分の仲間など特定の人を中心に発信するものから、不特定多数へ沢山の人に発信するものがあります。

自己表現の場としては、悪くないです。一つの方法だと思います。
人が良く見る時間帯を選び、投稿したり、「ハッシュタグ」などを駆使して興味の範囲を絞り込んで、人に見てもらう事も出来ます。

しかし、これらはまだ自分メディアとは言い難いところがあります。

例えば、SNSは街なかにある大きな掲示板のようなもので、自由に書き込めるが、時間の経過で新しい情報に上書きされているようなものです。
瞬発的に、発信したい場合に効果が期待できるものかと思っています。
また、SNSには、囲い込みする機能が備わっています。囲い込みとは、自分に興味を持ってくれた人に、定期的に情報を送り続ける機能です。「タイムライン」などと言われます。
これにより、仲の良い友人などと楽しくやり取りしたり、思い出の写真や動画などを共有できる楽しいツールです。

こういった便利な機能や特徴は、そのまま利用するのも良いですが、自分メディア構築のためのツールとして活用すると良いでしょう

今回の記事で、自分メディアと連発していますが、自分のメディアとは、出版社を介せず、独自のWebメディアを解説する事と、考えています。SNSなども含めた、複合的な対策を行うのが望ましいと思っています。

是非やっておくべき対策について

まず、自己表現に何を使うのか。書籍や写真集、情報誌など、出版物の発行には、費用や知識が必要ですが、それを無料で簡単に行える自主出版サービスを利用します。

Kindle Direct Publishing [キンドル ダイレクトパブリッシング]

Kindleで無料で電子書籍の無料出版が出来るサービスです。比較的簡単に、自分が作った書籍を、ネット上の世界一大きな本屋さんで販売出来るというものです。自分でマーケティング等、宣伝する必要はありますが、SNSやインターネットのWebマーケティングを行えば、売れる可能性もあります。また、普通の書籍と比べて、圧倒的に印税率が高い事です。通常の出版物は売上の3〜10%程度と言われていますが、Kindleの場合、印税ではなく、システムの使用料のようなものですが、手元に入るお金は、売上の70%と言われています。※地域にもよるので確認が必要。

詳細はKindleのサイトでご確認下さい。

▼過去記事でもキンドルダイレクトパブリッシングはご紹介しています。

次にやっておくべき事として。

WordPressを利用したブログ運営(オウンドメディア)がおすすめです。

実際にWordPress(Webサーバー上にインストールする、ホームページソフト)を利用し、独自ドメインを取得すれば、URLも、利用システムも、すべて自分の権利となり、ずっと運営する事が出来ます。(独自ドメインとは、独自のhttp〜.com、等のURL)

ブログシステムは、オープンソースの誰でも利用できるものですので、無償で、ずっと利用できるものです。

アメブロ等の大企業が運営するサービスは、会社都合で突然打ち切られたり、対応が悪くなるなどリスクが有り、ずっと情報発信しても、その記事の資産は、大企業のものとなるのが特徴です。

独自ドメインとWordPressがおすすめになります。

▼WordPressについての過去記事です。

すぐに作れる。ワードプレス(WordPress)で作るブログ!

すぐに作れるホームページ・ブログ作りの基本ツール!WordPress 今回は、自宅でパソコンとインターネット環境があれば、すぐに作り始められる。ホームページ・ブログ作成…

最後に、SNSを最大限に活用することです。特にTwitter等のSNSは、外部のユーザーを流入させる事ができ、WordPressのブログ記事をベースに、各種SNSで、SNS独自のユーザーにもアピールしていけるというものです。

実際にWordPress等は、利用するテーマやプラグインにより、SNS連動機能がついている事が多いので、ぜひ活用して欲しいと思います。

各種サービスを、複合的に活用することで、大きな営業効果が期待できます。

最後に

自己表現や自主出版、WordPressを利用したオウンドメデイア運営など、やることや学ぶ事も多いが、自分メディアが一定以上のユーザーから指示を得ることが出来れば、書籍はもちろん、様々な企業や個人の目にとまるようになり、内容が良ければ、本当の出版や、収益も期待できる独自のメデイア運営が可能になると思います。

これらの活動も、一つの選択肢です。

自分のやりたい事はまだまだ、見つからずとも、色々とチャレンジすると、新しい発見が見えてくるかもしれません。

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