アド・クリップという名前。 同名の商品が高性能だった。

アド・クリップという名前の商品が高性能だった。

今回の記事は、前から気になっていた事について、調べてみた話です。

私は現在アド・クリップという屋号で、広告やデザイン、Webデザイン等、クリエイティブ系の仕事をしています。名称の由来は広告を意味する“AD(アド)”に(お客様にとって)身近で気軽に使える、便利なもの。という意味で、アド・クリップと名付けています。
AdClip(アド・クリップ)とは。 ネーミングやロゴマークについて。」という記事でも詳細に書いています。

ホームページを作成し、運用をはじめたのですが、通常、自社の名称であれば、検索で1番目に上がってくるものです。実際、名前をつけた時は、検索してかぶりが無い事を確認してつけましたが、10年以上経過する間に、アド・クリップという名称の商品が世の中に出てきてしまいました。

そして、企業が宣伝する事で、検索でも上位に表示されるようになり、アド・クリップは段々と下位に下がってきてしまいました。非常に残念ですが、業種がかぶっていなかったので、まあ良いかなと思っておりました。

現状、順位が上がり、他の名称と時々入れ替わったりするぐらいになっています。

そんな中、アド・クリップ工法なるものがかなり強く、上位に上がってきていました。調べてみると、タイルを設置するための工法で、特許が出されているほどの方法でした。

動画でも紹介しれていましたので、見てみると、とてもおもしろかったので、せっかくなので今回の記事でご紹介したいと思います。

 

アド・クリップ工法について

アド・クリップ工法は、タイルを設置する時に、床にタイルを並べていくのですが、その時に接着剤を塗りその上にタイルを並べるのですが、どうしても床や接着剤の状態で、タイルが少しデコボコになってしまうのです。

そこで、アド・クリップ工法では、特殊なクリップを使用します。

1.タイルとタイルの間に、専用のクリップを挟み込みます。

2.きっちりくっつけますが、まだデコボコですので、くさび、を使います。

3.クリップの隙間に図のようにくさびを打ち付けると、つながったタイル同士がきれいに並んだ状態で固定されます。

工法説明

4.固定された状態で接着剤が固まったら、くさびを抜き、残った飛び出しているクリップは、ハンマーで叩くと取れます。これできれいに設置完了というものです。

アド・クリップ工法

photo:株式会社アドヴァン https://www.advan.co.jp/

 

その他のアド・クリップについて

その他にも、アド・クリップという名称は使われていました。

アド・クリップ工法の次に上位に来ていたのが、アド・クリップペンでした。

アド・クリップペン

photo:名入れ文房具屋.com http://www.nairebunboguya.com

このペンは、三菱のボールペンなのですが、ロゴマークやキャラクターなどの名入れが出来るペンのようですね。通常のお店では扱っていないので、上記のネット通販などで発注できるようです。

上記の他にもアド・クリップペンを販売している会社はあるようです。

また、以前は、新聞社の広告欄に、アド・クリップ欄があったようですが、最近は見なくなりました。無くなったのかもしれませんね。

 

商品開発やネーミング、社名について

今後、起業する方や新商品を開発する場合、名前の決定は悩みどころです。現時点でライバルがいない事は確認していたとしても、後から同名の会社やサービスが現れることがよくあることです。

商品名や社名は、本当に重要であれば、商標登録などを行うのも一つだと思いますが、登録するだけで数万円の費用が必要ですし、面倒な手続きも必要です。

私のような個人事業主などは、登録するまでもないと思っています。実際に他県に同名のデザイン会社は生まれているようでしたが、自社の売りや技術の向上、Webサイトの運営などをやっておけば、十分ではないかと思っています。

検索で、同名の会社が山程出てくる企業は沢山あると思います。

そういった会社の方は、自社名検索にあまりこだわらず、売上につながるワードで上位に上がるよう、Webマーケティングを行っておけば十分ではないかと思っています。また、同名の会社が多い時は、住所と共に検索する事が多いので、サイトのタイトルに、必ず自社の県名などを入れておくことをおすすめします。

 

最後に

今回は、どんなネタを書こうかと考えていたのですが、濃い内容の記事は時間が無かったので、軽いネタで何か無いかな〜と考えている時に、ふいに自社名検索をして上がってきていた会社を調べてみた所、タイルの設置方法などという全く畑違いの動画を見て、何故か見入ってしまったのがきっかけでした。

普段生活している空間を作るのに、多くの人の技術やアイデアがつまっているんだな。と感心していた所です。

建築系の仕事も多く、住宅メーカーや施工会社などで働く職人さんなどと話す機会もあり、そういった仕事もやりがいがあっただろうな。と思っております。

また何か気になる事がありましたら、記事でご紹介したいと思います。また明日の記事もお楽しみに!

フォローお願いします!