DM・カタログ・フリーペーパーの 発送を安くする方法

DM等大判印刷物の発送を安くする方法について

今回のは、DMやフリーペーパーを配送する時に少しでも安くする方法についてお話したいと思います。

●郵便を利用した発送方法

通常、顧客リスト等の特定の住所に広告や冊子などを送る場合「DM」ダイレクトメールと言います。
折込や手配り、ポスティングなどチラシや広告を配る方法はありますが、DMは特定の人宛におくるため通常のチラシ等より高い効果を期待できます。
また、送り先の情報もある程度掴んでいる場合が多いため計画的に広告を出せます。

ただし、DM類は直接相手の自宅や会社などへ手紙を送る行為のため配達コストがかかります。
一般的には最も信頼の置ける配送方法として、郵便を利用しますので一般的にはがきタイプなら1通63円、A4サイズが入る封筒サイズなら1通120円です。

2000通ぐらい大量に送る場合、240000円になります。

配送料もばかになりません。

●大口割引の利用があります。

郵便には、大口・法人向け割引があります。これは一定数以上の部数で配達期間を長めにして郵便局の指定通りに区域ごとに分けて渡す事で大幅な割引を可能にするものです。A4サイズのチラシや広告物、冊子類を入れて送る場合はこれが最も安い方法になります。
しかし、送り方の指定や配送数などハードルが高く一般の人では利用が難しいサービスです。

そういった場合、配送業者に依頼する方法があります。
封筒に封入し、送り先の宛名シールを作って貼ってもらうまで全てを依頼したとしても通常の郵便で送るより安く送ることが可能です。全部丸投げで1通100円以下です。
こういったサービスはぜひ利用したい所です。

しかし、注意点もあります。

まず、配送時期が通常より数日長くかかります。また、離島などになると当然大幅に送れることもあることを理解した上で発注する必要があります。
また、信書あつかいの利用はできません。
信書とは、簡単に言えば特定に人宛に送る郵便で、請求書や見積書、各種書類等、内容物に特定の宛先が掲載しているようなものはだめなようです。また、特定の人に対して送っているという文面が入っている場合も、不可になる可能性はあるとの事です。

通常のチラシやパンフレットのようなものを送る分には何ら問題はありません。心配な場合は前もって問い合わせておく必要があります。

●もっと料金を安くしたい場合

A4サイズの封筒に入れて送る場合は上記の方法がベストですが、紙面を折って定形の少し小さめの封筒(長3サイズ)等で送る場合は、もう少し安くなるようです。

さらに最も安く送りたい場合は、46円程度まで割引が可能ですが大変ハードルが高くなります。

通常のはがきは63円です。それでも圧着ハガキを利用することである程度のボリュームの情報を発信可能です。部数が50000通を超える場合は、はがきでも大口割引を適用されると良いでしょう。

宛名貼りや区分わけ、バーコード印刷等面倒な作業なども配送業者に依頼することで比較的安く行ってくれるため、部数が多い場合ほど、業者を利用する利点が多くなります。

また、サイズや容量のあるものであれば、郵便よりヤマト運輸や佐川急便等のサービスなどを利用する選択もあります。

●配送業者について

DMやフリーペーパー等、配送関係は費用がもっともかかる部分です。費用を出来るだけ抑えて発送を行いたい場合は、配送業者に相談して見るだけでも色々と分かっていいかもしれませんね。

配送業者にも色々あり、ある程度の固定顧客を多く持っている所であればそれだけで大口割引に大幅に有利になり、また内部でラベル貼りや封入作業も出来る場合はそういった部分で利益が出せるため、配送料は非常に安く済む場合があります。

アド・クリップでも、企画、デザイン制作、印刷、配送まで、一括で受ける事も出来ますので印刷や配送料金も割安の業者を利用しています。お客さんに提案する場合もそういったワンストップ型での提案はとても反響がいいようです。

フォローお願いします!