思ったより簡単に出来た!持続化給付金申請
今日は、日曜日でしたので、日々のちょっとした日記でも書く予定でしたが、忙しさにかまけて、まだ“持続化給付金”の申請をしていませんでしたので、今日は資料を集めて申請を行いました。
持続化給付金については、過去の記事[コロナ禍でフリーランスでも貰える給付金・支援金・補助金申請 締切に注意!]でも書いていますので、各種給付金や支援金についても御覧ください。
まず、私が給付を受けられるか対象かどうかという点ですが、今年度の5月は、昨年と比べて仕事が極端に少なく、さらに講師業の収入が、新型コロナウイルスの影響で、ほぼゼロとなり、完全な赤字となり、全体的にも売上低迷しておりますので、給付資格もありましたので、何とか申請させて頂きました。個人事業主なので月々の資金繰りは大変でしたが今回給付がされれば、一息つけます。
今回の作業で、いくつか面倒な所や確認が必要な所がありましたので、申請がまだな方は、事前にチェックされることをおすすめします。
資料の準備
まずは、ホームページで、必要な資料を確認し、集めてみました。
私の場合、事業所登録し青色申告していましたので、比較的資料は簡単に揃いました。「青色申告決算書」には、月別の売上表があるので、計算も楽です。白色申告であれば、年間売上の1/12で、2020年度の月売上を計算するため、今年度に何か大きな収入があった場合は厳しくなるかもしれません。
▲これで全てと思っていたら、まだ追加でスキャニングする資料が続々と出てきました。
資料のデータ化は、スキャナーでなくても、携帯カメラで大丈夫だそうです。ただし、細かい文字も読める必要があるので、明るい場所で、ブレないようにしっかり撮影しましょう。※申請はスマートフォンでも可能だそうです。
持続化給付金ホームページで申請スタート
持続化給付金ホームページ
https://www.jizokuka-kyufu.jp/
申請方法は、持続化給付金ホームページでも、詳細に書かれていますが、資料についての細かな不明点などが色々と発生しますので、その都度インターネットで調べる事になります。
ホームページには、でかでかと、「申請する」のボタンが表示されています。これをクリックで進みます。
早速ボタンをポチッとクリックします。
まずは仮登録です。
E-mailで登録します。その後、メールに本登録URLが送られてくるので、そこから、本登録に入ります。
▲宣誓事項が表示されますので、全て確認してチェックし、申請スタートです。
準備段階での注意点
必要書類の準備ですが、確定申告の書類は、2枚準備していましたが、青色申告資料のどの資料が必要と、はっきり書かれていないため、ちょっと迷いましたが、追加で1枚申請できるようになっていたので、念の為、3枚申請。
その後、必要事項を入力していきます。入力内容は、一般的な通常の情報なので、スムーズに入力完了かと思いきや、予想外のところで引っかかります。
事業所登録した年月日の記入
創業年が、14年前か15年前か、何月だったか、すっかり忘れてしまっており、自社ホームページに記載の創業も、大まかなのでどうしよう…。調べようにも資料が残ってません。仕方ないので、記憶を呼び起こし、多分これだという日を入力。※間違ってるかもしれないが、最悪これぐらい修正すればいいかと…。※本当は税務署で調べてもらえば解ります。
預金通帳のコピー
通帳は、開いて1、2ページ目の、銀行情報が入っているページをスキャニングしていましたが、申請時に、両面必要となっていたため、急いで表面も追加スキャニング。
本人確認資料のコピー[免許証]
こちらも、表面しか準備していなかったのですが、申請時に裏面も必要となっていたため、急遽裏面もスキャニング。
口座名義は、半角カナ・半角英数で
入力で手こずりそうなもので、半角カナ入力です。大文字小文字は大丈夫なようですが、半角は気をつけないといけません。
特例適用の選択
特例適応の選択画面があるのですが、特例適応とは、通常の状況と違い、昨年度に立ち上げたばかりの会社であったり、月毎に売上が大幅に変わるような職種の場合、罹災された場合や事業継承されたような、特別な事情があるかどうかの確認です。普通に何も問題なければ、一般的な申請方法でOKです。
確定申告資料に“収受日付印”が無い場合
私の場合、税理士にお願いしていたので、e-Tax(電子申請)になっており、申請も自分で行ってないため、どうするか迷いましたが、申請資料には、受付日時と受付番号が印字されていたため、それで大丈夫のようです。自宅でプリントした場合は、それが無いので、e-Taxによる申告の「受信通知」を添付する必要があるそうです。それも難しい場合は、納税証明書を入手する必要があり、入手に日数がかかります。
無事申請終了
申請は、比較的簡単に終了しましたが、これから不備がないか確認が行われます。
何かあれば、登録したメールアドレスに連絡が入るそうです。
何も問題なく進めば、およそ2週間程度で入金になるようです。
マイページへアクセスすれば、申請した資料等のチェックが可能です。
全部見てみると、申請書類は割と沢山ありましたね。
持続化給付金は、コロナ禍で影響を受けた小規模事業者への給付ですが、飲食業など、さらに大きな影響をうけた事業者については、家賃の補助など他にも受けられる給付があるようです。出来るだけ利用して乗り切らねばなりませんね。
持続化給付金に申請出来る基準について
もし、こういった情報をまだ得てない方がいましたら、是非申請しましょう。
基準は、昨年までに創業した中小企業や個人事業主(フリーランス)で、2020年1月から、12月まで1年間に1月でも、前年度の売上より50%以下になっている月がある事業者が対象です。
計算方法が50%以下になった月の売上 ✕ 12ヶ月分を本年度の売上と考え、前年度の総売上と比べて少なくなった金額を給付してもらえる事になります。ただし、上限があり、法人の場合は200万円まで、個人事業主の場合は100万円までとなります。
また、今回給付に含まれなかった方も、各地方自治体が独自の給付を行っている対策があるようです。詳細は各県のホームページ等で調べて下さい。ちなみに私の住む“福岡県”の給付は、「福岡県持続化緊急支援金」となります。法人50万円個人25万円で、2020年度、1月から5月までの間で、一月の売上が、前年同月比、30%以上50%未満減少した月がある事で、50%以上減少した月が一月も無い事。となっています。詳細はホームページでご確認下さい。
福岡県持続化緊急支援金 https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kinkyushienkin.html
こちらは、持続化給付金に漏れてしまった事業者への救済策のようですね。
その他の給付について過去記事もご覧ください。
コロナ禍でフリーランスでも貰える給付金・支援金・補助金申請 締切に注意!
フリーランスや個人事業主でも貰える 給付金・支援金・補助金申請 締切に注意! 個人事業主として仕事をしていると、今回の新型コロナウイルスの影響で、売上が下がったり…
編集後記
本日は日記となりますが、給付についての話になってしまいました。多少でもこのブログで、助かる方がおられるかもしれませんので、状況が変わった時や、別の給付等の情報が入りましたら、記事でご紹介したいと思います。
ブログは毎日更新中です。明日の記事もお楽しみに!
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。