ローカルメディアの活用と今後
本日は、ローカルメディアの話という事にしましたが、主に折込チラシの話になります。ローカルという事で、主に地元の店舗等で集客を考えている方向けの広告の話です。新聞折込やポスティングについて。インターネット広告でも地域向け広告は可能です。ターゲット層を意識して販促方針を固める必要がありますね。
新聞折込チラシ
折込チラシは、新聞に折り込まれている、広告チラシの事を言います。新聞本紙に掲載される新聞広告と違い、各地域で配達を行う販売店が、毎日折り込んでから配達するもので、地域毎で折り込みするため、少ない枚数で低予算の広告を出せます。サイズも、新聞広告と比べて大きいサイズでフルカラーで配布できるため、様々な地元の広告が折り込まれます。
概算で、1枚3円程度で折り込みが可能です。(3円の場合:通常の紙厚でB4サイズ程度)。また、町単位で枚数指定ができます。そのため、新しく店を出店する店舗や、地元のスーパーマーケット、家電量販店、自動車販売店等、様々な業種が広告を出広しています。
折り込みチラシは枚数を沢山配れば良いというものでもありません。
返信率は0.1%やそれ以下と言われていますが、広告内容や配布場所、時期などで効果は上下するようです。※返信率はざっくりと0.01以下〜0.3%とも言われています。
折り込み広告は、ターゲットが限られているようです。
主に年齢は40代以上、50代がメインと言えます。
また、主婦層、ファミリー層が多く見られるようです。
主婦層などの、地元で買い物をする事が多い人は、折り込みチラシ等を良く見られると言われています。また、50代以上の方は、インターネットより、新聞から情報を得る事が多いため、ターゲットにあたると言います。こういったターゲットを絞った上で、まず広範囲にチラシをバラマキ、反応を見ると良いようです。最終的には地域と枚数を絞り込み、定期的に配布する形で落ち着きます。
また、新聞を購読していない世帯向けに、ポスティングも効果的です。少し世代やターゲットが広がりますが、折込チラシと比べて、信頼性は薄くなるようです。※広告の内容にもよります。しかしサービス自体が信頼性のあるブランドの店舗(チェーン店等)であれば、折込チラシと同等か、それ以上の効果が期待できます。ただし、費用は多少高くなります。
DM[ダイレクトメール]について
また、ポスティングと並び、 DM(ダイレクトメール)も効果が期待出来ます。ダイレクトメールとは、郵便や宅配便を使い、見込み客へ手紙を送る広告です。主に、封筒に入れたり、最近では透明フィルムに入れたものなども多くなっています。
郵便の場合は、重さや形状に規制があるため、既成封筒や圧着ハガキなどを使います。宅配便などは、配達の規則に添った方法であれば、割引が適用されるため、最大で郵便より安い価格で、A4サイズのチラシや封筒を送る事も可能です。送るものは広告チラシ以外にも、ポケットティッシュ等の粗品を入れたり、フリーペーパー等の冊子を送ることも可能です。主に開封率を上げることが重要になります。
地域向けインターネット広告
ローカルメディアといっても、チラシ等以外にインターネット広告でも地域向けに広告が打てます。インターネットの広告には、Google検索を利用した、リスティング広告や SNSを利用したソーシャルネット広告等、様々な広告がありますが、地域情報を加味して広告を出広できるため、ローカル広告としても利用出来ます。Googleのビジネスでは、店舗情報を掲載し、地域検索時に表示されるため、近隣のお探しなどで表示されるため、効果は期待できます。インターネット広告は、比較的若い世代に対して効果がある広告と言われています。
デザインと広告企画
折込チラシやポスティングチラシ、DMなどの広告は、内容とデザインも重要です。ターゲットを狙った、アイデアとビジュアルで、できるだけ効果的な広告企画で、適した広告が打てるよう努力しましょう。ときには複数の広告も併用する必要があります。
また、広告企画案と共に、予算の問題もあります。資金的に苦しい場合でも、集客力を上げて売上をあげるための努力が必要です。そういった場合に“持続化補助金”や助成金も活用すれば、上記のような広告やホームページを作成しWEBマーケティングを行う事が可能になります。
▼下記はホームページ制作や広告出広に使える補助金についての記事です。
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編集後記
アド・クリップでは、折り込み広告やDM等、様々な広告も取り扱っています。できるだけ業種やターゲットに合わせた効果的な広告を作ります。地域の中小企業や小規模店舗の方は、お気軽に相談して下さい。
という事で、最後は宣伝になりましたね。
こうやって家族を養って生きていく為には、まだまだ頑張らないといけませんので、出来ることは何でもやります!同じ自営業者の方は、WEBマーケティングや広告出広頑張りましょう!
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。