サンスター文具 第25回
文房具アイデアコンテスト グランプリ発表!
本日の記事は、サンスター文具株式会社が主催し、作品を募集していた、“文房具アイデアコンテスト”の結果発表です。
2020年01月31日 (金)に締め切られています。
ブログでは、ご紹介していませんでしたが、このコンテストは、毎年行われていて、学生さんにも進めていたコンペです。非常に面白いアイデアが満載です。今回はすでに募集は終了したので結果発表ですが、毎年行われるので、次回は是非応募してみて下さい。
応募された作品は[一般部門2841点、ジュニア部門1884点]合計4725点の応募があったそうです。
受賞作品は全19点で、一般9点、ジュニア10点が受賞
受賞作品について
グランプリになった作品は、「Tapemark」石川和也氏の作品です。
テープの中に差し込んで使用するもので、赤い紐が出ています。テープを使い終わったら、最後に紐を挟み込見ます。次回使う時にしおりのように、楽にテープが使えるというアイデア。
非常にシンプルですが、もしかしたらすごく便利かもしれないアイデアですね。
優秀賞の作品も、同じくシンプルで、テープ面に色がついているだけのアイデア。テープを切った所に色が見えるので、切れ目を探しやすいというもの。同じくシンプルですがこれまで気づかなかったのが不思議なくらいですね。
ジュニア部門のグランプリは、「無限消し」という商品。色々な色の長い消しゴムを、独自の道具でパズルのピースのようにカットして、つなぎ合わせて楽しむ消しゴムです。レゴやパズルから得た発想だと思いますが、手描きのかわいい企画書は、ほのぼのした気持ちになりますが、将来有望ですね。優秀賞の「大切にするよペンケース」というアイデアは、かわいいの一言。
入賞作品は、実際に商品禍されることもあるそうです。また、商品化まで至らなかったとしても、入賞作品の一部は、ホームページに掲載するためか、実際にモック(サンプル)を作成して撮影しているようです。子供のアイデアが形になったものが見れるので、それだけでも嬉しいですね。
賞・審査員について
●一般部門
- グランプリ(1点)賞金100万円
- 優秀賞(4点)賞金10万円
- 審査員特別賞(4点)賞金5万円と副賞
- サンスター文具賞(1点)賞金5万円と副賞
●ジュニア部門
- グランプリ(1点)10万円分の商品券と副賞
- 優秀賞(3点)5万円分の商品券と副賞
- 佳作(5点)3万円分の商品券と副賞
●審査員
- プロダクトデザイナー 安次富 隆氏
- マルチクリエイター ザリガニワークス
(武笠太郎氏・坂本嘉種氏) - 音楽クリエイター ヒャダイン
(前山田健一氏) - 集英社みらい文庫 編集長 木原陽子氏
“見てて楽しい“受賞作品はホームページをご覧ください
サンスター文具株式会社
コンテストサイトhttp://www.sun-star-st.jp/news/61/25th_prize.html
編集後記
今回、公募の結果発表という内容でしたが、企画書やプロダクトデザインの良い勉強になると思い、昨年から興味を持っていたコンペでした。前回は応募できずに締切になってしまいましたが、次回は良い企画を応募出来ればと思っています。
文房具アイデアコンテストは、単純に結果発表がとても楽しみなコンペでもあります。また、過去の入賞作品も見られるので、アイデアを見るだけでも十分楽しめます。こういったプロダクト系の公募は、いつも紙面デザインや広告企画などを考えているので、時には柔らかい発想が必要な、プロダクト系のコンペは良い刺激にもなり、とても勉強になる公募だと思います。
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。