休み明けしんどい方に、ストレスを乗り切るための方法を考えてみた。
本日月曜日は、終日学校で授業をしている日ですので、記事を書く時間がほとんどありませんが、週明けからのストレスを乗り切るため、私なりの話でもしたいと思います。興味の有る方だけでも読んでいただければ幸いです。
毎日のストレスについて
月曜日は、フリーランスと言えど、忙しい平日がスタートする日です。現在は非常に忙しい毎日を送っています。
朝から様々な電話対応や、メール対応、トラブルや相談など、やり取りをするだけで半日が終わってしまうこともあります。そうった状況の中、仕事に追われたり、難しい問題にさらされてしまい、どうしてもストレスが多くなりがちです。
私も、ストレスを完全に解消しているわけではありません。どちらかと言えば、ストレスには弱い方で、胃が痛くなったり、最近では、ストレスが多いと、必ず偏頭痛が始まってしまいます。偏頭痛の対処法はこちらの過去記事を参考に→「お盆休み明けの月曜日。 疲労が溜まって肩こりと頭痛。 偏頭痛の対処法は?」
ある程度の年月働いていて思うことですが、私の仕事上、仕事に関してはどこにも逃げ道が無い事がストレスを強くしている気がします。
逃げ道とは、困った時に助けてもらえる人や、仲間がそうですね。また、状況が悪化した時に、どうしたら良いのか、答えを知らない、という点も漠然とした不安が表れてしまう事は、とても大きい事だと思っています。
そういった、様々な心配事や悩みのようなものが、継続的なストレスとなって、休み明けのストレスへと繋がっているのだろうと思うのです。
解決法は、
問題点を見つけ出す事から始まりますので、まず、何がストレスの原因なのか、分析してみ見てはいかがでしょうか?
原因が、人間関係やクライアントなら、対処法はあるかもしれません。
人間関係のトラブルは、多種多様ですので、一概に解決方法は語ることは出来ませんが、身近な人で経験の豊富な人に、出来れば複数の方に相談すると良いかもしれません。
私の場合は、最終的には仕事を辞めてやる!という選択肢を秘めておきつつ、わりと言いたいことを訴えるタイプでしたので、摩擦もありましたが、最終的には落ち着く所に落ち着くといった事が多かった気がします。実際は理解者も仲間にいたことも良かったかもしれません。
フリーランスの今では、そういった面倒はかなり無くなりました。
もしかしたら、独立にチャレンジする等、ピンチをチャンスに考える時期なのかもしれません。
また、厳しいクライアントというのも大変なストレスがありますね。そういった時に、出来る対応は2つ。
1つ目は、とにかく“へいこら”する。頭を下げて済む事であれば、頭を下げるのも、営業のテクニックと考えて、上手にさばけるように技術を磨いていきます。“ムカムカ”を少しでも抑えるために、相手の事を分析してみるのも良いかもしれません。人に酷いことを言うタイプであれば、おそらく、そいうった方は同じよう事を繰り返し、また自分自身も同じように酷いことを言われる経験をしてきたのだと思います。そして、これからも人と摩擦を繰り返して生きていくのです。そんな人は可愛そうな人だと思う事です。
もう1つ目は、“吹っ切る事”です。会社の為、仕事の為と、真面目に一生懸命やってきた人ほど、なかなか吹っ切ることが出来ず、一人でストレスを抱え込んでしまう事になりがちです。そういった時に、一度、しっかりと“ブチキレる”事も1つの打開策だったりします。
実際に殴りかかったり、暴言を吐いては、完全に負けになってしまいます。正論を武器に、強い口調で挑む事です。
相手は、何でも言うことを聞く弱々しい人に対して、圧力をかけている可能性があります。そういった場合は、自分が正論なのであれば、とにかく強く、はっきりと自分の意見と気持ちを言う事です。
これは、過去に私も押しが弱く、人からあれこれ言われるタイプだった事もあり、色々な経験をしてきました。しかし、一定がまんレベルを超えた時に、“ブチ切れ”た事があります。
実はこれは昔、「サラリーマンは、一生で数回は、退職願を胸にしまって、戦う時がある」という話を聞いたことがあり、実際、そういった覚悟を持つことで、強くなったと思います。これがきっかけです。
体を壊したり、生活がまともに出来ない状況になるぐらいなら、仕事を変わる選択肢もあっていいと思います。
実際に転職するかどうかは、置いておいても、覚悟の問題ですね。
作業のストレスについて
後は単純に面倒な仕事が多すぎて、ストレスという場合ですが、これは効率化するしかありませんが、一日に出来ることは限られており、それをどうにか終わらせようと無理をしすぎる事で、モチベーションも低下し、仕事自体がストレスに変わるといった点があります。単に効率化いいというのも、そう簡単なものではありませんので、一日にやるべきことを書き出し、ここまでは終わらせようと、実質的なスケジューリングをすることです。仕事量がキャパを超えて、まともに対応する事が難しい場合は、正直にクライアントや上司に伝える事です。
これも前記した内容とかぶりますが、もっと働けと圧力をかける上司には、それなりの対応でかかることですね。
通常のビジネスシーンで、必要以上の圧力をかけるのは、完全なパワハラになりますので、正式に訴えるという選択肢すら思い浮かびます。自力で解決出来ない場合は、法律家に相談しても良いと思います。
小さなストレス解消には
もっと小さなストレスの積み重ねの場合は、会社や仕事に楽しみを見つける努力をすることです。また、真面目過ぎる方は、サボり方を学ぶことも時には必要かとは思います。
私も年齢を重ねるとともに、サボり方が上手になっていきました(笑)
仕事はポイントを絞って力を入れることで、上手くいく事も多い気がします。無駄は省いて、労力は節約するのも能力の1つだと思って、その技術を磨いていきましょう!
ストレスでパフォーマンスが下がるよりよっぽど会社にとってプラスになるのですからね。
最後に
自分の目標や夢が見つかると、同じ仕事をしていても、何故かストレスは大幅に少なく感じるようになります。自分のこれまでの頑張りが、自分のノウハウとなり、新しいアイデアや目標を見つけられるよう、思考の方向を調整して見てはいかがでしょうか?
目標が明確になると、モチベーションが安定し、基本ベースが高くなりますので、長い目で見ると成功している人は、そういった思考をしている人が多いようです。
また、大きな挫折等で、落ちる所まで落ちた人などが、それをバネにし這い上がって成功するケースも多く聞いてきました。ストレスは裏返るとエネルギーに変わることもあるようです。
とはいいつつも、体が病気になっては意味がありません。体調に異常があるような時は、無理せず上司に伝え、しっかり休むようにし、躊躇せずに病院などへ相談に行くようにして下さい。きっちり助けてとヘルプを出して、精神的にも限界を迎えないようにする事は、最終的には周りの人や家族にも迷惑をかけない事に繋がります。自分が思っているより心や体がダメージを抱えていることもありますので注意しましょう。
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。