フリーランスや個人事業主でも貰える
給付金・支援金・補助金申請 締切に注意!
個人事業主として仕事をしていると、今回の新型コロナウイルスの影響で、売上が下がったり、コロナ対策のために経費がかかったりと、金銭的にも厳しい状況に陥って行きます。それは生活状況に影響も出てきますので、先行きに不安が募ります。
そういった状況に対して、政府が発表している給付金、支援金、補助金などを再度チェックしてみました。
目の前の問題にばかり注視しすぎて、申請等は後回しになっている方も多いと思います。
放置しているといつの間にか期間が過ぎてしまうかもしれません。これを機会に締切や注意点を見直してみたいと思います。実は、私もまだ何も出来ていない状況でしたので、今回必要にかられて調べており、折角なので記事にてご紹介したいと思います。
新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金
(委託を受けて個人で仕事をする方向け)
今回、2020年2月27日から6月30日まで、小学校の一斉休校が行われました。この影響により、“契約していた仕事が出来なくなったり、遅れてしまった人”に日額で4100円✕仕事を休んだ日数で受け取れるものです。
4月1日から9月30日までの間において就業出来なかった日においては、日額で7500円となっています。
これらは個人事業主やフリーランスの方への支援金となっています。ちなみに、企業の従業員に対しては助成金として会社が申請することで給付されるものがあります。
申請は厚生労働省ホームページより行います。
厚生労働省支援ページ https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10231.html
申請書を入手し、必要事項を記入したら学校等休業助成金支援金受付センターに郵送します。
持続化給付金
中小企業・個人事業主・フリーランス向けの持続化給付金。様々な業種の方で、大きな影響を受けている事業者に対して行われる給付です。前年度と比べて売上が大幅に減少した月が、1月でもあれば、申請する事ができるのでかなりの方が対象になっていると思います。私も、非常勤講師の仕事がゼロになっている月がありますので、対象になっているようです。
計算方法は…
給付額 = 前年度の総売上 − (売上が前年度比−50%の月売上✕12ヶ月分)
法人は200万円、個人は100万円を限度に給付されます。
対象期間
2020年1月から12月までの期間
経済産業省 持続化給付金ページ https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html
申請は上記ホームページで申請方法を調べて下さい。
小規模事業者持続化補助金
すでに創業中の中小企業または、個人事業主に対して、新しい販路開拓を補助する制度です。支給額50万円を上限に、活動経費の三分の二の補助金を受け取れます。※今回新型コロナ対応で、補助の強化が行われおり、支援金100万円活動経費の四分の三の補助となっています。
事業の継続維持のためなので、審査があり、落ちる可能性もあります。しかし、85%ほどの業者は補助を受けられると言います。また、事業報告義務があるので、自由に使えるお金ではありません。
何に使えるのか?
- 新聞、ラジオ、テレビ等の広告関係
- ホームページ制作
- WEB広告費用
- 看板類など。
パソコンや営業車の購入費等の販路開拓以外の使い道のものには利用できません。
申し込みは、1人では行えず、商工会や商工会議所と一緒に事業計画書を作成し、一緒に申請する必要があります。
また、申請はいつでも行えるわけではありません。年に数回の募集期間に合わせて申請を行います。
公募は、各地域の商工会・商工会議所にて行っていますので、近隣の商工会議所に問い合わせて下さい。
持続化補助金は、これらの中でもハードルが高いものですが、個人事業主等の資金の少ない事業者の事業拡大には、かなりの力になる制度です。また、コロナ禍の中、申請はより通りやすくなっていると言います。
各種広告出稿、ホームページ制作やリニューアル、ネット通販サイトの立ち上げ等、
これを機会に行ってはいかがでしょうか?
※2週間ぐらい前までには申請の準備しておくと良いそうです。
その他の制度
特別定額給付金
1人10万円の給付です。これは封筒が送られてきているはずなので、必ず申請しましょう。国民全てが対象ですので。
住居確保給付金(家賃補助)
生活が困窮している方で、休職中の方が対象。ハローワークで申請が必要。
学生支援緊急給付金 10万円
アルバイトで生活や学費を工面している学生向けの給付制度。
家賃支援給付金 上限25万円
家賃の支払いが厳しくなった、個人事業主等の事業者向け。
政府の新型コロナウイルス対策にあたり、企業や個人には、大きな負担がかかっています。個々ではわかりにくいですが、日本国内全体で見ると、大打撃を受けている状況です。この状況を少しでも緩和するため様々な制度が設けられています。
制度として、それが足りているかなどは、わかりませんが、日本で事業を継続して続けていくという人は、全てこの制度を利用する権利があります。少しでも状況を緩和して、生き延びれば他の人や事業者への手助けにも繋がります。
是非、申請手続きを進めましょう!
私も、この記事を機会に色々と調べております。また、引き続き情報がありましたら発信いたします。大変な時期を乗り切り来年も元気にモノづくりを頑張りたいですね!
編集後記
本日の記事は、私自身が今年度の仕事の減り方が激しかったため、何か手を打たなければという気持ちで、調べていたものです。フリーランスや個人事業主は、その収入がそのまま生活に関わってきます。家族のためにもやれることは何でもやるぞ!という気持ちで頑張りたいと思います。また、似たような状況の方も多いと思いますので、一緒に申請を頑張って、コロナ禍を乗り切りましょう!!
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。