事故現場で目撃した緊急事態。どうすれば良いのか?

事故現場で目撃した緊急事態。どうすれば良いのか?

今回の記事は、過去に経験した交通事故についての話です。ビジネスの現場でも、街なかでの移動を余儀なくされる事が多いと思います。
そういった時に、長く仕事をしていると何度か交通事故の現場や、実際に事故にみまわれる経験をすることがあります。

交通事故については、これまでの経験した出来事の中でも、しっかりとした記憶の残っている出来事ですので、クリエイティブとは無関係ではありますが、今回お話したいと思います。

自ら事故に被害にあった話

まず、自分の事故の話です。私が19歳になったばかりの頃、苦労してバイクの免許を取得し、アルバイトをして購入したバイクに乗り始めた頃でした。
夜10時頃、アルバイト先から帰宅中、路肩から飛び出してきた乗用車に激突して、吹き飛ばされました。
当時かぶっていたヘルメットは、古いタイプで、あご紐が取れやすく、事故のショックで外れてしまったようでした。
アスファルトに顔面から落ちたため、そのまま血を流していたそうです。
車はそのままガードレールに激突し止まったようです。

大きな音に気がついた近くに人が救急車を呼んでくれたようで、アルバイト先の先輩も情報を聞きつけて、母親を迎えに行ってくれたそうです。ボロボロのバイクも引き上げてくれたようです。

事故にあった時、意識はあったらしいのですが、事故の衝撃で今事故の事は思い出す事はできません。
ぼんやりしていたら、病院のベットに寝かされて、体中検査されていた所から記憶があります。

顔面の半分ぐらいを擦り傷。口元は少しえぐれていました。
また、重度の鞭打ちになっており、首を固定していました。

全治一ヶ月。
無事生きて生還しましたが、一歩間違えばこの世にいなかったかもしれませんね。

交通事故の殆どは、10代等若者が多く、大怪我で命に関わる怪我はバイクが多い。
事故起きた時は、夜の運転なのでライトの光など、飛び出しがあることを事前に気がつけた可能性もありますが、車側のガードレールヘのツッコミ具合から、車は結構スピードでていたようですので、回避は難しかったかもしれません。
因みに車の運転していた人は、19歳の少年でした。

その後、小さな接触事故等は経験しましたが、大きな事故も起こさず、何とか今に至っています。

年齢の若い頃は、特に注意しなければいけません。バイクも非常に危険な乗り物です。かなりの注意をしなければなりませんね。

交通事故に遭ってしまった時の話

実際に交通事故に遭ってしまった時、あまり経験したい事ではありませんが、どうするかについてお話したいと思います。
私の場合、はじめての交通事故が大事故で、自分では何も出来ない状況になってしまいましたので、どうするもこうするも無いのですが、実は運転技術が未熟な時期に小さな事故を起こしたりした経験があります。
真冬の雪の日にバイク通勤した時ですが、都市高速の下で、海の上を通っている道路だったと思います。日陰で、道路の下は風が抜けているので、道路の一部だけが凍結し、アイスバーンになっている所を走ってしまったのですが、タイミングですね。車の数が少ない道路で、ずっと道は空いていたのですが、橋を登りきった所から、突然道が凍っており、立ち往生している車の渋滞が目の前に!当然止まることも出来ませんので、前の車にぶつかってしまう!と急遽自らバイクを倒して止めようとしましたが、勢いで「ゴン」と前の車にぶつかってしまいました。
しかし運良く、バンパーに小さなキズが入った程度で、バイクも傷は付きましたが、何処も壊れていませんでした。
吹雪の中、車の持ち主も、もう良いよ。とゆるしてもらい、あとは滑って動かないバイクを10分ぐらいかけて、少しずつ路肩に押していきました。
その後運転は危険だと判断してバイクをその近くに駐車し、タクシーで会社に向かったと思います。
小さなキズ程度の場合は、お互い許してしまう事もあります。
しかし、こういったパターンばかりではなく、ぶつかってしまった場合、どうするべきでしょうか。

ドン!とぶつかってしまった場合、とても動揺しますが、
絶対にやっては行けない事があります。
まず、その場から逃げない事です。
車やバイクの場合、ナンバープレートや、その周辺を走っているので、監視カメラにも写っている可能性が高く、逃げれば犯罪となってしまう事があります。
相手が怪我をしている場合などは、救助する義務が発生しますので、
かならず、路肩の安全な所に車を停めて、すぐに事故車の所で状況確認をしましょう。

最初にやる事は、「人命救助」です。

また、近くにいる車などを停めて、助けを求めたり、近くに降りてきてくれた人たちに連絡先などを聞いておきます。何か証言が必要な時に連絡がつくようにします。

相手の怪我が無いようであれば、落ち着いて、「警察を呼びます」。

これは非常に重要で、警察に通報しなければ、後から好きなように証言が変わったり、しらばっくれる場合もあります。最悪、怖い人だった場合恐喝に合う可能性もあります。

どんなに小さな事故でも必ず警察を呼んで、自己処理をしてもらいます。

次に、保険会社に連絡です。保険会社に連絡すればすぐに、事故の情報収集や先方との話し合いなどを直ぐにやってもらえます。また、連絡を直ぐにすることは、保証にもかかわりますので、連絡先は免許証と一緒に入れておくと良いです。

自分が全面的に悪いとわかっている場合は、低姿勢で、後から菓子折りを持って謝罪に行くなども必要ですね。

相手が悪い場合、よく喧嘩になる事もありますので、基本的に保険会社に交渉をおまかせする事にしましょう。

難しいのは、どちらが悪いかわかりにくい場合です。

これは、警察や保険会社の聞き取りに協力し、最終判断は専門家にまかせるしかありません。
過失割合などが出れば、お互いの保険を使って、保証をする形になります。
バイクなどは、ころんだ時点で全損扱いになりますので、相手側の支払いが大きくなる事が多いようです。逆に相手がバイクの場合は、怪我をする確率も高く、保証額が跳ね上がる事があります。

万が一、任意保険に入っていなかった場合、保証は自腹で支払うこととなり、数十万から数百万などの請求がくる事もありますので、必ず任意保険に入っておきましょう。

そして、車の移動など、JAFや、保険会社のロードサービスを使って処理します。
後から、相手方と直接やり取りは、できるだけ避けるほうが良いでしょう。感情的になり話がこじれる事も多いようですので、保険会社にやってもらうのが一番です。

数年前に経験した眼の前で起こった交通事故の話です。

数年前、学校での授業が終わり、バイクで帰宅するために学校の前の4車線の大きな交差点前で信号を待っていた所、突然クラクションを押し放しで、ビーっという音と共に、信号無視で大きな交差点を横切っていく大きめのワゴン車を見ました。その直後に、学校のコンクリートの壁に「ドカン!!」とぶつかりました。

まさに目の前だったのと、自分の職場にぶつかったわけですので、慌ててバイクを寄せて見に行くと、車と壁の間に自転車が挟まっていました。
これはやばい!!と思ったら、人の影が見えたので、「人がはさまってるぞ!!!」と叫んだと思います。
直ぐに人が集まり始め、水道管が破れたのか水が降り掛かっている中、他の先生が助けに飛び込み、声をかけていました。
直ぐに、隣の医療系専門学校の学生たちが AEDを持って到着しましたが、どうもそれは必要なさそうでした。
その後は、人も集まってきたので、帰宅することにしました。
後日、事故は学校の学生さんで、さらに私が教えていたクラスの男子だった事がわかり、ゾッとしました。
事故の時、コンクリートの壁が花壇になっており、少し内側に凹んだ形だったため、被害にあった男子は、ギリギリ潰されずにすんだようで、背骨を損傷したと聞いていましたが、数カ月後松葉杖で復帰してきました。

このときの事故については、報道も見ませんでしたし、詳しいことはこちらは知るすべもありませんでしたが、普通に歩道を自転車で通っていただけだった所に、暴走車が突っ込んできた、巻き込まれ事故だったようです。
車のトラブルなのか、運転していた人が気を失う事があったのか、完全に暴走状態でしたので、最悪人混みに突っ込んでいた可能性もある恐ろしい事故でした。

それから、安全だと思える交差点や横断歩道でも、むこうからやってくる車が暴走した場合を想定するなど、ちょっと気になるようになりました。
何がきっかけでどうなるかわかりませんね。

最後に

この時はは使いませんでしたが、事故や病気により心肺停止してしまった場合、自分が遭遇した時にどうするか考えてみたいと思います。
まず、周りにだれもいない場所の場合、自分が唯一対処出来る人物となりますので、その場でできる限りの処置をする必要があります。
まず、 119番に電話し救急車を呼びます。
次に、電話を切らずに、救命を行います。救命方法がわからない場合は、電話でやり方を聞きながら行います。体の状態や事故の状況を見て、安全な状態にし、出来るのであれば負傷者を横にし、息や心音が無いようだったら、心臓マッサージを行います。
救急隊が来るまで続けるしかありません。

また、近くに AEDがある場合は、必ず使いましょう。蘇生させるためにもっとも重要なのが時間だそうです。遅れれば送れるほど組成が難しくなります。 AEDを速やかに使うことで命を取り留める確率があがります。

そうはいっても私も使い方は、おぼろげにしかわかりません。
当然説明書は入っていますが、事前に学んでおく事は、もしかしたら大切な人の命を救える可能性もあるので、
是非学んで欲しいと思います。

 

以下に、オムロンAED(自動体外式除細動器)の説明サイトのリンクがあります。

私の拙い説明より、専門のページで見られることをおすすめします。

オムロン AEDについてのページ
https://www.aed.omron.co.jp/revive/revive.html

また、 AEDの使い方の動画もあるので、是非見られて下さい。
私の稚拙な説明より、実際の使用方法動画を見られる方が何倍もわかりやすいです。

AED を使った心肺蘇生の方法 動画

以上、交通事故や人命救助についての話でした。
また明日の記事もご期待下さい!。

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