おすすめ書籍紹介「Webディレクションの“新”標準ルール」
今日は、おすすめの書籍をご紹介したいと思います。「Webディレクションの“新”標準ルール」。
昨年購入した本ですが、少なからずもWebディレクションの仕事をして生活しているわけですが、正式に、Webディレクター講座!などで、誰かに学んだわけでもありません。全部独学でした。独学が悪いわけではありませんが、正しい知識をつけることは長い目で見てプラスになることが多いように思います。今回の書籍は、実績のあるディレクター4名が著者として書かれた、ディレクターのための指南書です。
優れたディレクターになるための基本的な知識から、最新のWeb系の知識について書かれています。また、Webデザイナーやエンジニアたちと、チームとして仕事をするための情報など、ディレクターとして仕事をしていた方にも、これからディレクターとして仕事をしたいと思っている方にもおすすめの一冊です。
空いた時間に少しずつ読み進めるのに丁度いい書籍ですね。
B5版の大きめの書籍です。168頁、ソフトカバー本です。
もくじ
- CHAPTER1 ディレクションの目的と役割
- CHAPTER2 企画
- CHAPTER3 設計
- CHAPTER4 制作・進行管理
- CHAPTER5 運用・改善
中面は、テーマ毎に構成されており、各ページ見やすい作りになっていますね。
4名のディレクターが書かれたもので、幅広い情報が記されています。
各ページに出てくる、用語の索引が最後にはいっており、気になるワードを見て読む内容を決めるのも良い読み方かと思います。頭から読んでいても飽きてしまいますから、スキマ時間にパラパラめくって適当な所から読んでも良い本です。
「Webディレクションの“新”標準ルール」
現場の効率をアップする最新ワークフローとマネジメント
著者:栄前田 勝太郎氏、岸 正也氏、滝川 洋平氏、タナカ ミノル氏
発行:エムディーエヌコーポレーション
発売:インプレス
定価:本体2,200円+税
最後に
Webデザイナーやグラフィックデザイナー等、実際に制作を行う人の知識とは別に、俯瞰から見た、監督としての知識や幅広い管理項目、ディレクターとしてやる事が沢山あって、パニックにならないためにも、知識を身につけたいですね。
しかし、知識だけの頭でっかちになっても仕方がありませんので、知識と共に経験を積む事も重要です。正しい知識と多くの経験が、良いディレクターを育てるのだと思います。
私も、紙のデザイン畑で長年仕事をしてきたため、ディレクションという全体的な管理業務は経験してきましたが、Web関連については、一人で全て行ってきたため、知識に偏りがあったのですが、現在は外部の協力スタッフの方と共に仕事をするようになり、Webディレクションの知識ぐらいはしっかり付けておかないと!との思い出購入し勉強しています。
40代後半。いい年になりましたが、まだまだ学べることは無限にあります。学びを止める事で成長がとまり、老化がはじまります。体力的にはヘロヘロだったりしますが、やる気は家族持ってからは、さらに上がりっぱなしです。
今後も、勉強しながら50代になっても成長し続けるデザイナー・ディレクターでいたいと思います。
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代表 大津山 倖雄
クリエイティブディレクター
アートディレクター
Webディレクション、イラストレーション他、専門学校講師
1973年生まれ。福岡市で広告企画・制作に携わり30年以上。大手広告代理店の下請け会社で、グラフィックデザイナーを経験。その後、福岡の制作会社や広告代理店勤務を経て、平成18年4月に退職し、19年には個人事務所として独立。同時期、福岡デザイン&テクノロジー専門学校(旧 福岡コニュニケーションアート専門学校)にて講師契約。現在は、グラフィックデザイン、イラストレーション、WEBデザイン、WEBマーケティングに携わり、様々なクリエイターと共に制作を中心に業務を行っている。