ブレストの話と 企画書デザインの 無料テンプレートを配布!

ブレストの話と企画書デザインのテンプレート!

今日は、ブレインストーミング(ブレスト)の話と、企画書についての話になります。

私は企画書というものは、何か自分の考え方やアイデアがある時に、それをクライアント(お客様)や、会社にそのアイデアを正確に伝え、そのコンセプトの良さを理解してもらうために企画書を作ります。より説得力を増すために、フローチャートやグラフ、イメージなどを使って、構成もわかりやすく、キャッチーに作る必要があります。自分が広告畑のグラフィックデザイナー出身なのもあり、提案用の書類はIllustratorで自由にデザインします。紙面を作るのと同様に、そして、よりシンプルで理解しやすさに寄せた作りで企画書を作っています。

今回は、そんなデザイナーが作った、Adobe Illustrator(アドビイラストレーター)ファイル(AIファイル)の企画書テンプレート(企画書の雛形)や、グループワークやブレスト(ブレーンストーミング)のための“ブレストシート”も、下記のボタンから簡単にダウンロード出来るようにしました。画像データも貼っていますので、それをプリントアウトしても良いと思います。必要な方のお役に立てたらと思います。

 

企画アイデアに“ブレーンストーミング(ブレスト)”を活用してみましょう!

まず、ブレストや、マインドマップ等の発送法について基本的な考え方は、過去の記事に書かれていますので、始めての方は、まずそちらを参考にしてください。

IDEA

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今回は、アイデア発想法の中でも、グループワークやブレストについてもう少し掘り下げてみたいと思います。

 

グループワークについて

実際の製作でもチームで制作を行う事があります。その場合はリーダーのディレクション(指揮監督)に多くの比重がかかってきます。 主にスケジューリング・コンセプトワーク・予算やメンバーセレクトなどです。また、制作物の整合性や完成度、コンセプトとの“ブレ”が無いかなどのチェックも行います。

製作スタッフは、個々の能力に応じて分担し、作業を進めます。 この時グループワークの場合“協調性”が最も重要になってきます。 グループワークの方法は様々ですが一般的には進行役や、 議事内容を記録する記録係などを決め、全員でコンセプトから制作の方法までを 決定していきます。

リーダーは、作業分担やスケジューリングはもとより、遅れているメンバーのフォローや、 負担の大きいメンバーのサポートを積極的に行いますが、各自も個々の業務だけでなく、 チーム全体としての制作能力の向上を意識することが大切です。

 

ブレーンストーミング(Brainstorming)

グループワークの中で最も期待できる所は、アイデア出しやトラブル対応など、 様々な問題をチームで案を出し合い解決していく事です。 ブレーンストーミング(ブレスト)は、個々の作業時間を割いて行います。 それぞれの進行状況などがあるので、時間を区切って 1~3 時間程度の時間で集中して行います。 問題点の掘り出しやアイデアに必要な情報の共有などを進行役が中心に行い、各自の意見を求めます。

  • グループワークの利点 数人でアイデアなどを考える場合、一つの視点では取るに足らないアイデアでも、 違った視点をもった人間にはキーになるようなアイデアになる場合があります。 また、会話の方向性により詰まった栓が抜けたようにアイデアが吹き出してくる事もあり、より幅広いアイデアが生み出される可能性があります。
  • グループワークの問題点 グループ制作の問題点としては、責任の分散があります。一人で制作する場合はその個人が全ての責任を負いますが、複数の人間がいることで責任感が希薄になってしまう事があります。また、もめ事や意見の対立などによりミーティングや制作自体に問題をきたす場合があります。

大きなプロジェクトの場合はグループで制作を行うのが一般的です。 そのため個々の担当にとらわれず、チーム全体の総合的な目標の為と考えて、チームワーク第一で、アイデア出しを行う事が大切です。

 

ブレストシートを利用してみましょう。

ブレストシートは、複数でアイデアを出し合う時に活用するものですが、その内容により形状を変える必要があります。下記のシートは主にロゴマーク・シンボルマークや、イメージキャラクターなどのブランディングにかかわるアイデア出しに利用すると良さそうです。ブランディングは、企業や商品等の付加価値を高める事を目的としたものですが、その骨組みに当たるコンセプトを導き出すときにもブレストは活用できます。アイデアの“たね”となるワードを広げながら導き出すといったイメージがわかりやすいかと思います。

ブレストシート画像

ダウンロード上記のPDFファイルをダウンロード。Illustratorで編集出来ます。

アイデアは、ホワイトボードや、大きめの用紙に記入していきながら、ミーティングを進める必要があります。マインドマップの書き方は自由で良いと思います。

 

 

企画書を作る時に構成やデザインの参考にテンプレートを参考にしよう。

企画書については、過去に“良い企画アイデアについて”の記事がありますので良ければまず、そちらをご覧ください。

▼過去の記事になります。参考にしてください。

良い企画やアイデアの作り方

良い企画やアイデアを作る方法を紹介。 毎日仕事をしていると、企画書制作や、プレゼン等のためアイデアをまとめる作業など、悩まされることは多いと思います。今回は、画…

上記の記事では、企画書の中身をまとめていく事について、書かれています。

重要な点だけ抜き出しますと…

企画書にとどまらず、私達の作るクリエイターのモノづくりにも当てはまるコンセプトシート。これだけまとめれば、そのまま企画書の形になるようなものです。基本的な情報を収集・整理するため、ひな形を作ります。これをコンセプトシートと言います。

①.「テ ー マ」※企画のタイトル。
自分が今から何を作るのか、何をしようとしているのか解りやすくシンプルに表す。

②.「目 的 」※何のために必要なのかを考える。
アイデアを考える前に、作るものの前提と状況を理解する。また、解りやすくシンプルに表す。

③.「コ ン セ プ ト 」※どんな考え方の、どんなアイデアなのか?
おすすめポイント。目的を達成出来る基本的な考え方、アイデアの柱を解りやすく簡潔に表す。

④.「タ ー ゲ ッ ト 」※以上の事をふまえて、コアターゲットを決定していく。
ターゲットを定める事でデザイン、アイデアの具体的な方向性も定まる。

⑤.「具体的な内容」※①~④項目をふまえて、具体的な事を決定していく。
1~4までの項目によって、統一感のある企画とアイデアが生まれる。

上記の内容を、紙でもテキストエディターでも言いので、項目を埋めていく形でまとめれば、企画の骨組みをまとめた事になります。

ポイント

私は企画書を作るときは、“企画書”というものを作るのではなく、まず提案内容を知ってもらう・そしてコンセプトの良さに気づいてもらう。このために作るものと考えて、より理解しやすい言葉や、認識しやすい表示、画像やイラストなども使って作っています。一般的な企画書のように、フローや業界用語などは、比較的抑えて、“中学生でも理解できる”ように作ることを心がけています。

今回下記のテンプレートは、色々な会社でも利用できるよう、比較的一般的な作りで作成しています。もっと個性的にしても良かったのですが、相手への印象というものもありますからね。今回のテンプレートは、デザイナー向けでAdobe Illustratorを起動し、開く事ができるPDFファイルで作成しており、そのまま編集ができる仕様にしています。

ダウンロードし、自由に修正して、ご使用頂ければと思います。

【企画書AIテンプレート】

企画書テンプレAIファイル

ダウンロード上記のPDFファイルをダウンロード。Illustratorで編集出来ます。

※WEBサイトでダウンロード出来るデータについては、著作権があります。自由に利用しても問題ありませんが、一般的に不適切なご使用はご遠慮下さい。データの配布、販売等の商用利用等。ご不明な点があればご相談下さい。

 

編集後記

本日の記事は、過去記事の補完的な記事になっています。SEO的に言えば、過去記事の補完ページを作成するよりは、過去記事に追記するほうが良いとされていますが、毎日更新という足かせ(笑)のため、新規の記事として書いてしまいました。

土日の記事更新は、プライベートでの諸用に苛まれてしまい、更新が厳しい日がありますが、現状まだ始めたばかりですので、多少の無理は通して行かねば、先は見えてきませんからね。毎日更新で何処まで行けるか、もうしばらく頑張ってみたいと思っています。

とりあえず、体調を崩した時だけは、おやすみさせて頂くつもりです。体調不良で書いた記事など、あまり良くないでしょうからね。

このクリエイティブマガジン(ブログ)は、毎日更新しています。明日も更新予定ですので、お楽しみに!

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