グラフィックデザインの必要性。 誰にとって必用なスキルなの?

第1回 アド・クリップ デザイン講座

はじめに

アド・クリップの大津山です。福岡市で、約26年にわたり、グラフィックデザイン、アートディレクション、WEBディレクション、デザイン系専門学校講師として活動しています。詳細はクリエイターページをご覧ください。

それなりの年齢にもなり、これまでの経験や知識も人に伝えられる程度には熟成してきたかと思っております。また講師として経験も活かして情報発信をいたします。今回は、WEBマガジン上となりますが、多くの方にデザイナーの実情や、これからのデザイン業界、また新たにこの業界に興味をもって頂いた方に対して、少しでも役に立つ情報を発信できないかと常々思っていました。今回はホームページのリニューアルをきっかけに、デザイン系のWEBマガジをスタートさせる事にいたしました。

いつかは、実際にお会いして講座を開くことが出来る日を願って頑張って更新してきたいと思います。このページを見に来ていただき、誠にありがとうございました。今後共宜しくお願いいたします。

今後のデザイン講座予定

★クリック!で下に表示★ デザインに関する授業予定。変更する場合もあります。

  1. グラフィックデザインの必要性。誰にとって必用なスキルなの?
  2. DTPとは? 必要なノウハウや業界について
  3. DTP/宣伝用チラシやポスターを自分で作れるのか?
  4. DTP/デザイナーから見る 印刷技術・印刷業界について
  5. DTP/【フォント】書体・文字・組版について
  6. DTP/印刷入稿時のデータチェックについて
  7. DTP/専用アプリケーション(Adobe Illustrator.Photoshop)について
  8. WEBサイト/ホームページは自分で作れるのか?
  9. WEB関連/ブログパーツやバナー制作等
  10. WEB関連/CMSについて WordPress活用法
  11. WEB/WordPressをつかったホームページ制作※技術レクチャー〈不定期掲載〉
  12. Adobe Photoshopテクニック1
  13. Adobe Illustratorテクニック1

上記の掲載は、予定となっています。今後定期的に掲載しつつ、内容の変更等があれば、随時修正していきます。
また、『技術レクチャー』については、長期間にわたるものとなりますので、不定期にて進めてまいりますが、
出来るだけ早い段階で、基礎が終了するよう努力していきます。

これから、長期に渡りデザインをテーマに、記事を掲載してまいります。
多忙な時は掲載が遅くなる場合もございますが、何が何でも続けて行きます。長いお付き合い宜しくおねがいします。
記事更新は、アド・クリップのSNSをフォローしていただければ、随時アナウンスいたします。

個別でのご相談は、現段階では行っておりませんが、要望やアドバイスは随時承っております。
アド・クリップホームページのお問い合わせより、ご連絡下さい。基本的にお返事まではできませんので、ご了承下さい。

グラフィックデザインの必要性。誰にとって必用なスキルなの?

第1回目という事で、最初の授業は『グラフィックデザインの必要性』といたしました。

まず、その前にグラフィックデザインという仕事について、お話しなければなりません。

『グラフィックデザイン』それを行う人をグラフィックデザイナーと言われています。

私も、初めてデザイン事務所に就職した際に渡された名刺に、『グラフィックデザイナー』と書かれて、はじめて自分がグラフィックデザイナーになったんだと認識しました。

しかし、はじめのうちはデザイナーというよりも、版下屋さんの下働きといった感じで、雑用がメインといった感じでしょうか。版下というのは、印刷物の元になる手作りの紙面で、仕事内容としては、現在のDTPオペレーターのような位置になります。

現在でも、DTPオペレーターをDTPデザイナーと呼び、グラフィックデザインもできるDTPオペレーターといった業務の方も多くいます。

それ自体は、グラフィックデザインの一部という事になると思います。

デザイナーは、グラフィックの全般を担う職種と考えて良いと思います。

配色、レイアウト技術は元より、タイポグラフィー(文字を使ったデザイン)、フォトグラフィー(写真加工)、イラストレーション、エディトリアルデザイン(紙面デザイン)、プロダクトデザイン(製品デザイン)、テキスタイルデザイン(布地・織物のデザイン)、ファッションデザイン、最近では、WEBデザインを始め、IT系のUI/UXデザイン(インターフェースのデザイン)、ゲームグラフィックデザイン、CGデザインなど。様々な種類のデザイン分野があります。

それぞれ、遠い近いはありますが、複数にまたがってデザインを行う人も多く、配色やグラフィック的なセンスは、同様な種類のものも多いと思います。

主にグラフィックデザインというと、ポスターやチラシなど紙媒体を扱うデザイナーが多い気がします。最近ではWEBデザイン(ホームページ制作)に関わる人も、私も含めて増えてきています。

デザイン能力とは、何もない『0』の状態から、絵柄・図版を生み出せる。また、作るだけでなく、コンセプトに基づいたイメージで制作を行う能力だと思います。また、アートの世界と大きく違う点は、販促・訴求・ブランディングなどを考慮して作ることです。

こういった勉強は、商売に関わる全ての職種にとっても、必要な能力でもあります。

ブランディングやマーケティングの知識やセンスを持っている人材は、どの企業であっても重宝される事が多く、これから就職、転職する人たちにとっても、新人教育を考えられている経営者の方にとっても、ぜひ、一考いただきたい事だと思っています。

必要とされる人材について

個性的なデザイナーたち

専門学校に努めている事もあり、求人の話をすることがあるのですが、お世話になっているクライアントの社長と、欲しい人材についてお話する事も多く、デザインの能力を持つ人事を探しているというお話も多く聞くことがあります。また、どういった人材が必要なのかいくつかご紹介いたします。

  • チラシや広報のための制作が出来る人材(DTP)
  • 企画書やブランディング等を理解している人材(クリエイティブ・ディレクション)
  • ホームページの更新や販売サイトの運営が出来る人材(WEBデザイン)
  • WEBマーケティングの知識やWordPressが使える人材(WEBマーケティング)
  • ブログ等を更新するための画像処理の出来る人材(WordPress等.CMSの知識とPhotoshop)
  • 画像処理・主にレタッチが得意な人材(Photoshop)※建築.不動産会社等図面や完成図の加工
  • 撮影・動画編集などが出来る人材(Photoshop、After Effects等)

各会社の本業として行っている能力については、当然言うまでもありませんが、それに加えたスキルや知識として有力なものを上げています。

まだまだ、範囲を広げればいくらでも出てくると思いますが、ここで紹介したいスキルは、DTP系とWEB系の技術と知識をある程度持つ人材で、これからの時代ではとても貴重なスキルとなるはずです。(スキル自体を知られていない部分も多く、スキルの自己アピールも重要です。)

また、グラフィック系の技術を持つことは、その先にある新しい技術への架け橋となることもあります。

かつてのグラフィックデザイナーがアナログの世界で印画紙とピンセットで作業していた時代から、デジタル化し、DTPの技術、WEBデザインの技術、WEBマーケティング、スマートフォンアプリ、SNSマーケティング、クラウド知識と技術など、新しい技術をどんどん取り入れながら成長していくことが、この時代を生き残るために必要なことだと考えています。

今日も、MacBook Proとマニュアル本と、ビジネス書籍を片手に勉強です。


アド・クリップ クリエイティブマガジンのコンセプト

私たちのコンセプトは、クリエイターやものづくりに関わる皆さんに、役立つ情報を提供することです。

デジタル技術は、将来の収入源として非常に重要です。

しかし、学び始める際にはいくつかのハードルが立ちはだかります。

学校や書籍、ネット上の情報は、時には難しく感じられ、成果が得られないのではないかと不安に感じることもあるでしょう。

そこで、私たちは効果的な学び方を提案します。

私たちのコンセプトは、クリエイターやものづくりに関わる皆さんに、役立つ情報を提供することです。

デジタル技術は、将来の収入源として非常に重要です。

しかし、学び始める際にはいくつかのハードルが立ちはだかります。

学校や書籍、ネット上の情報は、時には難しく感じられ、成果が得られないのではないかと不安に感じることもあるでしょう。

そこで、私たちは効果的な学び方を提案します。

次のポイントを重視した方法です

  • 無駄を省くこと
  • 技術を効率的にマスターする方法を見つけること
  • 重要なポイントに焦点を当てること
  • 学びを楽しむこと
  • AI技術を活用して必要な知識を得ること
  • 書籍やネットには載っていない重要な情報を提供すること
  • 習うより慣れることを重視すること

特に、ChatGPTなどのAIツールは、デジタル技術のサポートに24時間対応しており、AIの活用方法についてもこのブログでご紹介します。

無駄な専門用語や不要な情報を排除し、効率的に学び、成長する道を提供します。デザインもシンプルで自己満足に陥ることなく、重要なスキルに集中します。

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皆さんと一緒に成長し、未来へ向けて進化し続ける姿を楽しみにしています。

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